「腹筋を割りたいなら腹筋をするな」?その言葉の理由と真意について

筋トレを始めると「腹筋を割りたいなら腹筋を鍛えることは必要ない」という言葉を聞くことがあるかもしれません。初心者の方は「腹筋を割りたいんだから、鍛えないといけないだろう」と感じると思います。本記事では、「腹筋を鍛える必要はない」という言葉の本当の意味とそういわれる理由を解説していきます。

腹筋を鍛える意味がないわけではない

まず初めに伝えたいことは、腹筋を割るために腹筋を鍛えることは無駄ではないということです。しかし、筋トレで腹筋を割りたいなら非効率であることも事実なのです。

なぜ腹筋を行うことが非効率なのか

なぜ腹筋を割るために腹筋を鍛えることが非効率な運動になるのかはダイエットにおける筋トレの役割にあります。ご存じのとおり筋トレを行う目的は、筋肉を大きく強くすることにあります。その過程で重要なのは「基礎代謝の増加」です。そして基礎代謝を上げるのには、体の中でより大きな筋肉を鍛えることが有効であるということがこの言葉につながってきます。

鍛える部位でどのくらい基礎代謝が変わってくるのか

腹筋を鍛えるのは非効率といわれても、具体的にほかの部位を鍛えるのとどのくらい違うのかわからないと思います。体の中で多くの筋肉がありますが、わかりやすい例を出すとハムストリングス(太ももの裏)の筋肉と大殿筋(おしりの筋肉)だけで全身の筋肉の50%以上を占めます。つまりこれらの筋肉を鍛えられるスクワットを中心に筋トレを行うのと腹筋だけを行うのとではその基礎代謝の増加率は明らかに変わってくるということです。(かなり極端な話になりますが笑笑)

どの部位を鍛えるべきか

それならどの部位を優先的に鍛えればいいのかという話になってくると思います。初心者の方は少しでも早く効果を実感してモチベーションを維持したいはずです。体の中で大きい筋肉は

1‥脚部

2‥臀部

3‥背部

4‥胸部

5‥肩部

の順に大きくなっています。これらの筋肉を優先的に鍛えることがより早く筋トレの効果を実感することには有効です。

鍛える部位とその意味を考えよう

ただ闇雲に筋トレをしてもモチベーションを維持できずに挫折してしまう人が初心者の人には多いです。特に体質の面も大きくかかわる部分ですので一概にこうすればいいというものでもありません。ただ一つだけ断言できることはやり続ければ必ず効果が出るのが筋トレの良いところです。鍛える部位を考えながらより早く成果が出るように筋トレを楽しみましょう。

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